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土台がないまま、あれこれ積み上げてもムダ。崩れるだけ。

最近、巷でよく話題になっている探究学習。

塾生が「(学校(公立)の)先生がなにも教えてくれない。」、「先生、何もしないなら、いる必要ある?仕事サボってるじゃん。」と算数、理科、社会が分からなくなっている現状を訴えてきたり、保護者からも「基礎学力を身に付けさせたいから公立に入れているのに困る!」という声を聞くことがある。

そして、本日、『AI vs.教科書が読めない子どもたち』の著者として有名な新井紀子先生が代表理事の「一般社団法人 教育のための科学研究所」が主催する「リーディングスキルフォーラム2022」に参加してみた。

13:30~18:00と相当な長丁場で、すみません、あれこれ、別の作業しながら、聞いていたので、全てをしっかり聞けたわけではないのですが、私の解釈も交えながら、印象に残った点を数点。

①2016年にReading Skill Test(RST)を開発された理由
今後AIに代替される力を6・3・3の合計12年間で学ぶのはどうなのだろうか、という問題意識から、AIに代替されない本質的な力、つまり、意味が分かって、テキストに書かれていることを操る汎用的で基礎的な土台である読み解く力を育むべきなのでは?→この力をはかるのがRST

土台(読み解く力)がないのに、きらびやかなもの(アクティブラーニング、プログラミング、STEAM、SDGs、探究学習、オンライン学習etc)をどんどん積み上げていっても、倒れるだけでは?
危機感が募るばかりだが、しかし、最も必要なはずの土台であるReading Skillは、地味なせいか(?)なかなかメディアは取り上げず、きらびやかなものばっかりに、目を奪われるメディア&保護者

こどもを一人も取り残さないために、先生方もブラックにならずに、信頼できるデータに基づいて、エビデンスを使った上で、Reading Skillの必要性を認識し、身に付けさせられるようにすべし。この時に、仮説はゴールではないことを認識したうえで、仮説を持つこと大事。
体力テストのようにRSTが使われると、子供達の実態がより分かりやすくなりそうなので普及を望む(私見)

お話を聞いている中で、塾生の保護者が大ファンの成田悠輔先生が以下のような取り組みをしていることも知り、大変面白かった。

なお、このリーディングフォーラム2022の案内文の中に、以下の一文がある。

自学自習をするには、専門的な知識がない人向けに書かれた文章(教科書、新聞、辞書等)を、文理の別なく、正確に読み解き、正しく推論する力―リーディングスキルが不可欠です。

この件。TERRACE速読解・思考力講座/速読聴英語講座のコンテンツ提供会社であるSRJのセミナーでも全く同じことを仰っていたのが、スタサプ神講師の柳生好之先生です。

以下、先月、SRJの研修で学んだこと。

【学ぶ力そのものを育てるためには、絶対的に「国語力」が必要】
自学自習をするためには、参考書等の教材で学習する必要がある

紙であれ、オンラインであれ、教材の解説を理解するためには

「読解力」が必須

★AIでは国語対応が出来ない→人間にはできるのか?と子供達の読解力を調べたら、読めていないこと発覚!!!by 『AI vs.教科書が読めない子どもたち』の著者:新井紀子先生

◆今と昔とで変わってしまった娯楽の形
昔 : 保護者世代 : 漫画や本、アナログテレビ、質素なゲーム

国語を勉強した意識はないが、漫画や本の比率が高く、
勝手に国語の勉強をしていたので、勝手に読解力もアップ⤴

今 : 子供達 : スマホ(動画、ゲーム含)

読解力なくても楽しめるものが氾濫
スマホに時間を奪われ、読解力を磨くチャンスなし

◆今と昔とで変わってしまった仕事の形
昔 : 対面で交渉(聞く、話す、が中心)
今 : オンラインやメールのやり取り(読む、書く、が中心)

【悲報】読解力が身に付く土壌がないのに、読解力が求められる社会になってしまっている(泣)

◆国語の教授法が確立していない
国語以外の教科(数英理社他)で、一切勉強せずに高い点数を取れたという人はいない
=>国語を勉強していた人はいない

国語の先生という人種=国語を勉強したことない人達。やっても本を信じられない量、読んでたくらい。∴国語が分からない人の気持ちが分からない。

国語の先生のアドバイス : 本を読め

本を読んでも、なかなか成績が上がらない現実に直面する生徒

国語はコスパが悪いと諦め、他教科に逃げる生徒達続出

学習指導要領の変更で、どの教科も文章量や文字数が増え、考えないと答えられない問題が多いため、国語が根幹となる

考える力=文章を書く力=思考力
思考力を上げるには読解力・表現力必須
∴国語ができない子達は、他教科もできない

◆大学入試は、文章量+文字数、かなり増加
国から「読み書き」できるようにしようというお達しが出ているから

◆大学入試は「基礎的読解力」を問うものになっている
「どう書いてあるか」しか聞いていない

「基礎的読解力」(語彙・文法(係受け、指示語etc)・論理)があれば大丈夫!

(私大によくある)マークシートで答えるような問題であれば、国語でも、ICT化、可能!!!
訓練すれば、できるようになるっ!!!!AO入試にも役立つスキル!!!

そこで、来年度から誕生するのが、『新国語講座』
お楽しみに!

というわけで、犀の角塾でも、来年度から、もちろんっ!!!新国語講座を受講できるようになります!現在の速読解講座も、「速く読み解く力」を育みますが、より「国語力」を鍛えるのが、新国語講座かと思います。また追って、詳細をお知らせいたします!